日本三大原始布展
姫路書写の里 美術工芸館で 日本三大原始布展が行われました。
この展示会は 日本三大原始布である 山形、新潟の科布、静岡の葛布、沖縄喜如嘉の芭蕉布が一同に集まった貴重な展示会でした。植物から繊維を採取、糸にして 布に織り出す。有史以前から連綿として織り続けられた布です。その力強さは 本物だけが醸し出せるものです。
この布たちが現代に生き続けている 使命は何でしょう? 何を我々現代人に語るのでしょうか?
三大原始布展 資料展示
歴史的意義のある原始布が展示されました。博物館でも滅多に見られないものがそろいました。
◆初日、二日目に 原始布のレクチャーが行われました
両日とも50名以上の方が 聴講されました。
芭蕉布の平良美恵子さん、葛布の村井龍彦が 芭蕉布、葛布、しな布の産地の現状、制作、そして原始布の魅力とその未来を熱く語りました。