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2024年 葛布ワークショップ

2024年葛布ワークショップ
前期:8月7日(水)〜11日(日)
後期:8月21日(水)〜25日(日)

人数 各期 10名限定

2024年1月 開催決定

衣食住

人間に必要なもの「衣食住」 順番は衣が最初です。
ある方が言いました。「食べること、住むことは動物でもする。でも着ることは人間特有のもの」 そう、人間を人間ならしめているのは衣ではないかと思っています。そのため 衣が最初にでてくるのですね。
 でも現代社会では衣服は非常に安価に、容易に手に入れることができます。そのため 衣の重要性があまり認識されていないのではないでしょうか?
 でも少し前の東北地方では 「その家の女が何反布を織ることができるかが
その家の生きることができる人数を決める」と言われていました。寒い地方では衣服がなければ寒い冬 一晩たりとも生きることができなかったのです。
 自給自足の生活を目指している方が増えてきています。その中で食や、住まいの自給はできても 衣服の自給は一番むづかしいのではないでしょうか? 
そんな衣服の自給の一歩をお教えする葛布ワークショップ。植物の葛の採取から、繊維を取り出し、糸にする。それを機織り機で布にする。すべての工程を5日間でやり遂げる貴重なワークショップです。

あなたの着ている衣服はどこから来ましたか?

あなたの着ている衣服はどこから来ましたか? お店で買ってきた?殆どの方がそうでしょう。でもその服がお店に来る前は? 縫製工場、 その前は服地を織る工場や 編む工場だったかもしれません。 では布になる前の糸はどこから?
もちろん糸屋さん。糸問屋。 その糸はどこから?
製糸工場?紡績工場で作られますよね。その原料は?
木綿だったら アメリカから?
絹だったら ブラジル 中国?
ウールなら オーストラリア、ニュージランド、中国かも。
化学合成繊維だったら 日本、中国?
 
その糸の原料はどこから?
木綿だったら 木綿の木から
ウールだったら羊から
絹だったら 蚕から
化学合成繊維だったら 石油や石炭?
 
いずれにしても すべて自然からもたらされたものですよね。
そう その原点から探るのがこのワークショップです。
すべて自然からの戴き物。 葛布のワークショップは植物から繊維を頂いて、人間の手で糸にして 織り上げ布にする。すべてを行うワークショップです。

 

葛布作りの全てを学べるワークショップ!!

 衣から環境問題、自然との共生を考える。
 次の時代の生き方のヒントを得る。
 
葛布とは秋の七草、葛の蔓から繊維を取り出し織物にしたものを云います。大変歴史がある織物で、 日本三大原始布 に数えられています。
静岡県遠州地方ではこの葛を撚りをかけずに緯糸にして、経糸は綿糸絹糸、麻糸を用いて葛布を織ってきました。その 作り方、歴史を学ぶワークショップ を前期後期と2回行います。
 
このワークショップには全国から受講生が集まっています。全くの素人の方から染織の趣味の方、染織作家、研究者などいろいろな方がおられ、刺激的です。最近では環境問題から自然との共生の観点から 葛布を考える方 も増えてきました。 
とても 和気藹々 の雰囲気で講座は進みます。 染織の情報交換も盛ん です 。最終日になると お互い離れがたく、泣き出す人も・・・

 
2014年のワークショップアルバム
LinkIcon 2014ワークショップ
2011年のワークショップのアルバム
LinkIcon 2011ワークショップ
 
 


スケジュール

フィールドワークあり、座学あり、充実した5日間です!

1日目

葛の刈り取り、室作り、発酵  葛について(講義)

2日目

葛布の歴史講義(衣から環境を考える)

葛苧から葛つぐり作り

3日目

葛布の染色(草木染め) 葛糸作り

4日目

川で葛洗い、葛つぐり作り

5日目

葛布織り、修了式

受講決定から参加までの道のり

1.葛布ワークショップ資料請求フォームから必要事項を記入してください。
 メールでも大丈夫です。
2.工房から受講申込書、ワークショップ詳細など資料を送付いたします
3.前期、後期どちらかを選びます (前期後期に分けて受講もできます。スポットも可)
4.宿泊をするかどうか選びます
5.必要事項を書いて メール、郵送等で申込書を送ります。ネットからでもお申込みできます。すぐ下の「受講申込書クリック」
 
6.申し込み金を支払います。銀行振り込み ネットショップからのお支払いもできます。この時点で受講確定します。
7.受講料 を支払います (当日でも可)クレジットカードも使えます。
8.受講一週間前に 工房から宿泊などの案内が届きます
9.受講に必要なものを準備して 参加します
  

LinkIcon 受講申込書

資料請求申込とは違います。正式に申し込むフォームです。
資料請求は下記からお願いします。

下記の申し込みフォームから資料請求してください。

 正式な申し込みでは有りませんこと、ご注意ください。

受講料

¥82,500(税込金額)(内申し込み金¥10,000)+ 傷害保険料¥1000
 
合計¥83,500
宿泊費、食事代、染色材料費別途
懇親会費用¥5,500ぐらい


申し込み金

受講料の内 申し込み金 ¥11,000の 入金をもって正式受講受付となります.
 
申し込み金のお支払い方法  郵便振替 銀行振り込 ネットショップからのクレジットカード支払をお選びいただけます


受講料(残金)

受講料の残金 ¥71,500は 
当日現金払い 当日クレジット払いの他 事前に郵便振替、銀行振り込みができます。
当日のクレジットカード支払いの場合は VISA MasterCard AMERICAN EXPRESS をお使いになれます

受講料一括支払

申し込み金を合わせた受講料 ¥82,500を一括でお支払いすることも出来ます
郵便振替 銀行振り込 ネットショップからのクレジットカード支払をお選びいただけます


スポット参加の場合

スポット参加の場合 1日あたり 16500円となります。スポット参加の場合も 申し込み金は前もってお支払い下さい


傷害保険について

 障害保険に必ず加入していただきます。旅行保険に入っている方はその限りではありません。
また 傷害保険代¥1000が1日参加でもかかります。
参加日数×¥16,500+¥1000
前期 後期に渡って参加する場合は それぞれに傷害保険¥1000。合わせて¥2000必要となります。

詳細情報は下のボタンからどうぞ

葛布ワークショップ Q&A
クリックしてお読み下さい

受講料

受講料¥83,500(5日で)(傷害保険¥1,000込み) 内¥11,000は前もって申し込み金としてお支払いください。
ネットショップでもお支払いできます。
LinkIcon 受講料ネット支払

申し込み金

受講料¥82,500(5日で)+傷害保険¥1000 合計¥83,500の内
¥11,000は前もって申し込み金としてお支払いください。
入金と申込書受領の確認をもって正式参加申し込みとします。振り込み用紙は同封します。
ネットショップでもお支払いできます。
恐れいりますが申し込み金の払い戻しはいたしかねますのでご了承ください
ワークショップの準備の為、経糸の整経など経費が掛かります。申込金はそれに充当するためですので、キャンセルの場合は申込金はお返し出来ないことご了承下さい。
LinkIcon 受講料ネット支払

受講料残金

受講料残金¥56,000は当日お持ち下さい。クレジットカードも使えます
前もって郵便振替、銀行振り込み、ネット支払いも出来ます
LinkIcon 受講料ネット支払

受講料一括支払い

受講料と申し込み金の一括支払いもできますのでご利用下さい.
ネットショップからのお支払い もしくは郵便振替 銀行振り込みをご利用出来ます

LinkIcon 受講料ネット支払

キャンセル規定

受講料を払ったのちやむ終えない事情があり 受講を取りやめるときはキャンセル規定によって受講料から申し込み金を差し引いた額を払い戻しいたします。

 キャンセル規定

●前日までのキャンセル  申し込み金を差し引いた受講料 100%  
受講が始まって後のキャンセルはできません。全額料金を頂きます。
しかし 当年度、次年度に限り 次回のワークショップの受講料に充当することはできます。
なお 振り込み手数料、返金にかかる費用は差し引かせて頂きます。
傷害保険代¥1000は 7日前に掛けますので それ以降は全額負担ください。
 

スポット参加 分割参加

仕事などの関係で全日程参加出来ない方、前期3日 後期2日などの分割参加の方も受け付けます前期、後期合わせて全行程を受講された方には 修了証書をお出しいたします。なお 定員を超えた場合は 全行程参加の方を優先させていただきます。

傷害保険は1期ごとに¥1000頂きます。分割参加の際、前期、後期両方参加の場合は¥2,000となります。

スポット参加費用

スポット参加の方は一日あたり ¥13200円となります。半日でも同じ金額となります。準備の都合もありますので 申し込み金 ¥10,000は 全日程参加者と同じく必要です。受講料から申し込み金入金分は差し引かせて頂きます。

 なお一日でも傷害保険代¥1000に加入していただきます。

■受講料に含まれるもの

 5日間のレクチャー、ワークショップ 教本
 糸作りのための原料 道具など 
申し込み金、受講料はクレジットカードでもお支払いできますのでご利用下さい
LinkIcon 受講料ネット支払

近年お子様連れの方が増えてきました。夏休みの宿題にも良いでしょう。就学前のお子様は基本無料で参加できます。がお子様の管理は自己責任でお願いします。ただ、傷害保険は掛けていただきます。小学生のお子様は受講される場合、受講料は60% です。無理のないところで同じ体験が出来ます。中学生以上の方は大人と同じ料金です。

■受講代以外にかかる費用

染色材料費(¥5,000〜¥20,000程度) 葛苧、葛糸、葛布、絹糸、木綿糸など
クレジットカードでもお支払いできます visa Master
昼食代(弁当800くらい)
宿泊代 ホテルを斡旋します
懇親会費用(¥5,500ぐらい) 
朝食代、昼食代、夕食代
工房までの交通費

宿泊について

ビジネスホテルを紹介します。大井川葛布に直接お申し込みください。多少の特典があります。
また直接お申し込みいただいても結構です。が、その旨こちらにお伝え下さい。
予約後の変更等はご自分の責任で行って下さい。
 
■ホテル1-2-3島田
シングルルーム 一泊一人¥5800 (税込み)→ ¥5300 ワークショップ特別価格
ツインルーム  一泊二人¥9800(税込み)→¥9000 ワークショップ特別価格
金額はホテルの都合で変更される場合がありますので詳しくは直接お問い合わせ下さい
禁煙 喫煙ルームがあります。きれいなホテルです。
 朝食(コーヒーパン程度)付きです。今年から食事内容が良くなりました。
JR東海道本線島田駅から徒歩2,3分のところです。
詳細は直接ホテルに問い合わせ下さい。
駐車場完備
事前にホテルに荷物を送っておいても良いでしょう。
ホテルへのお問い合わせ 0547-34-0123

 
LinkIcon http://www.hotel123.co.jp/shimada/index.html

その他のホテル

 割烹旅館 魚一

 創業明治元年の旅館  素泊まり¥5000 (大井川葛布特別価格2022年)ホテルが体質合わない方、畳の部屋が良い方、アレルギーのある方におすすめです。食事付きにすることもできます。

0547-37-3263 電話してください 3部屋限定 朝食¥1100です。
島田市道悦五丁目1 番の18 号   JR 六合駅が近くです。https://www.uoichi-shimada.com

■ホテルセレクトイン島田駅前

ここも安いです。古いホテルですが、内装は改装してあります。
禁煙の部屋が少ないのでお早めにご予約ください
シングル ¥4800円~ ツイン  ¥8800円~ 
静岡県島田市日之出町3-13 0547-35-6700 こちらのホテル

◆ルートイン島田駅前

ここも駅から近いホテルです。少し値段が高めですが 比較的新しいホテルです。
男女大浴場付き 朝食も充実 シングル¥6600~ ツイン¥12300~

◆ラクーネ しまだ

4287-0027  島田市幸町5-10   0547-34-0011
こちらも 駅から5分の立地です。 最近新築したようで きれいです。アメニティーがなければ安く泊まれるようです。

島田以外のホテル

島田市以外でしたら、藤枝駅前 菊川駅 掛川駅前にもいくつかホテルがあります。良いホテルをお探しでしたら、掛川、藤枝をお薦めします。JR金谷駅までどちらも15分ぐらいです。

工房へのアクセス 電車

電車:東海道新幹線はJR静岡駅又は掛川駅下車。東海道本線に乗り換えJR金谷駅下車。
金谷発の大井川鉄道に乗り換え、新金谷駅下車 徒歩2分 
JR金谷駅から歩いても徒歩15分ぐらいです。 
工房地図

大きな地図で見る

車の方

国道一号線バイパス金谷大代ICから南2Km  
東名高速牧ノ原ICから北進15分 
新東名高速 金谷ICより 南へ2,5km 7分
※県外の方は新東名の利用が便利です 2012年開通
駐車場有り。
グーグルマップでは「大井川葛布」で検索して下さい。
工房地図

初日のお迎え

荷物が多い方がいますので、初日のみ電車の方お迎えいたします。JR金谷駅下車、9:01 大井川鉄道に乗り換え
9;06 新金谷駅下車 新金谷駅までお迎えに行きます。
※時刻表が季節によって変わる場合がありますので 下の時刻表で確認してください
大井川鐵道時刻表

ホテルから 工房までの アクセス

 2日めからは お迎えには行けませんので ご自分で工房まで来てください
島田駅バス停 から金谷行き バスで15分 
バス停「新金谷入り口」から徒歩5分で 大井川葛布です
 JR金谷駅から 歩いて15分ぐらいです。
現在バスの本数が少ないので JRがおすすめです。
ホテル123では自転車も無料で貸し出ししているようなので 利用しても良いでしょう

帰りはホテルまで送ります。

葛刈り取り時:剪定はさみ(葛の蔓を切ります)必須です
       長袖、長ズボン、帽子、日焼け止めなど 
※黒っぽい服装は避けて下さい。蜂の標的になりやすいです。
染色時: エプロン、長靴、ゴム長手袋(厚めのものがよい)など
葛洗い: 川に入ります。短パンもしくは水着、ゴム草履、長靴、帽子
葛織り: 握りはさみ、老眼鏡など
その他: 保険証、持病の薬、虫さされの薬など

懇親会

ホテルの近くで懇親会を行います 自由参加ですが是非 出席ください。
素敵で美味しい懐石料理に舌鼓を打ち、懇親会を経て皆さんがずっと身近になります。
着物の方、浴衣の方、大歓迎です 親方 女将も着物で参加します
懇親会費用(¥5,500ぐらい)

健康管理

ワークショップは暑い盛りにおこないますので、健康管理には気をつけて下さい。ワークショップ内容は安全、健康などに気をつけていますが、基本的に自己管理でお願いします。安全を図るため、持病がある方、体力的に不安のある方、前もってお知らせ下さい。緊急連絡先も必ず お知らせ下さい。保険証は必ずご持参下さい

近くの観光地

前日、もしくはもう一日残って付近を散策するなら
大井川鉄道の蒸気機関車 島田市  LinkIcon 大井川鉄道
東海道の石畳 島田市  LinkIcon 石畳
お茶の都ミュージアム 島田市 富士の国 お茶の都ミュージアム
工房近くのスポット案内
秋野不矩美術館 浜松市
御前崎 御前崎市
久能山東照宮 静岡市
静岡県立美術館 静岡市 

問い合わせ 
大井川葛布 村井まで

 
☎   0547-45-4151
Fax 0547-45-3200
 E-mail kuzuinfo@kuzufu.com
 
〒428-0014
静岡県島田市金谷泉町5-1  
E-mail

一人で参加される方が多いです。ワークショップに集まる方は不思議と良い方が多いのか、興味が共通しているためか、すぐ打ち解けます。ワークショップが終わる頃には 離れがたく泣き出す人も(ホントです)
前に疑っていた方もいましたが 最終日には泣いていました!

ワークショップにはいろいろな方が集まります。プロの染織家や大学の教授、研究者から趣味で織物をされている方、まったくはじめての方 でも葛布はみんな初めてです。安心して下さい。皆さんで助け合って素晴らしい葛布を織り上げていきますよ。

以前は染織に興味ある方だけが集まっていましたが、最近では自然環境に興味ある方、植物や農業に関わりのある方、衣服の成り立ちに興味ある方など 様々です。プロの染織家、織物の先生、大学の教授、研究者、農業従事者 自然学校の先生をはじめ 、このワークショップで初めて織物に触れるかた など本当に様々です。が 不思議と仲が良くなり ネットワークができ、今でも年に一回集まっているグループもいます。 最近は林業男子も少しづつ増えてきました。

夏なので暑いです。が大変なのは初日。葛の刈り取りも 最近ではお昼までに終わり 暑い午後2時頃を避けています。染色実習のときは屋外ですが 日陰もありますので 大丈夫です。4日めの川での作業は 川の流れに浸かって、とても気持ち良いです。あとは屋内の作業、レクチャーが多いので大丈夫かと思います。レクチャー会場も最近エアコンを入れました。

大丈夫です 無理のない範囲で 作業をしてください。講師も手伝います。また横で見学していてもかまいません。

大丈夫です 若返ります・・・   無理をしないようにすれば 皆さん大丈夫ですよ。今まで最高年齢は80歳を超えています。年配の方は自己管理が出来ていて かえって安心です。 今までの経験では 若い人のほうが無理をして体調を崩す方が多いような気がします。

懇親会は是非ご参加をお薦めします。皆さんの作品やお話が聞けて その日からワークショップの雰囲気が変わります本当は初日の夜にやりたいのですが、遠くから来ている方も多いので お疲れになってると思い2日めに設定しました。着物や浴衣を着て 美味しく美しい料理に舌鼓をうち 素敵な会になります

大丈夫です。少しおしゃれして来て下さい。浴衣でもOK ドレスコードは「楽しくおしゃれな服装」浴衣や着物を着ることが出来る方はなるべく着ましょう。また自分で作ったり織ったりした服でも楽しいです。親方、おかみさんは葛布の着物着て行きます!
2019年中国から参加された方は宋代の漢服をお召しでした。素敵でしたよ。 それに話しも弾みますよね。

遠くから来るあなた! きっと今まであなたより 遠くから来ている参加者がいます。静岡県内、関西圏、関東圏なんて 近い近い!
2015年「北は北海道、南は台湾」から参加者が。東北からもたくさん来ています。西は山口、九州 から 南は 沖縄、宮古島から遠くはアメリカ カルフォルニアから ロシア、サンクトペテルブルグ ノルウェー ドイツ、スイス、フランス,からも来たことがあります。ですから あなたはまだまだ近いです!
2019年は香港、上海、広州からも来ています。2023年はアメリカから2名、イタリアから1名 シンガポールから1名 ワールドワイドになってきました。

数年前 静岡空港ができました。工房から12分。福岡には一日4往復 北海道,沖縄は一日1便 とても便利になりました。中国なら 上海 韓国ならソウル 台湾なら台北 と国際的にも便利です。
LinkIcon 富士山静岡空港

 遠くから来る方は 前の日にホテルに入ることをお薦めしますが、当日多少遅れてもかまいません。
最終日は16:30には 必ず終了しますので 帰りの便を手配くださって大丈夫です。ただ、JR金谷駅 17:00以降にしてください。
工房の周りは観光地も多いのでもう一泊して観光するのもよいですね。
月曜日は休館の施設も多いのでご注意下さい。
 

ワークショップの皆さんは受講料を払って葛布を知ろうとしている方たちです。また講師もそのために準備をしている内容の濃い本格的なワークショップです。なので見学のみはお断りしています。受講料をお支払い頂き、見学をするのであれば かまいません。なお、通常の工房の見学は随時できますので ワークショップ期間以外でお出かけ下さい。
また 一日レクチャーも随時開催しますのでご利用下さい

 ワークショップは一通りの事はやりますので 内容的には十分ですが、一つの工程が次の工程につながる意味が一回だけ参加では理解できないように思われます。

毎年参加されることをお薦めします。 

5回続けて参加された方もいます
でも時間的にも経済的にもそうはいかない・・・・方もいるかもしれません。
その場合、葛布ワークショップに参加したあと ご自分で何回か葛採りをし、一年後また ワークショップに参加されると つながりが見えてくるように感じます。そして 3年目、4年目自分で葛採りをしてから 5年目ぐらいにまたワークショップに参加されると 修正点がみつかって上達します。講師も葛布の研究を日夜進めており、レクチャーも毎年少しづつ進化していますので 5年目には新しいことがかなり判ってきます。

ワークショップで学んだことはもちろん人に伝えてかまいません。葛布のすばらしさを伝えることは大いにやって下さい。資料として「葛布の話」というリーフレットがありますので是非お使い下さい。

 
しかし伝統を遵守する立場からいいますと、一回だけの参加で実技を伴うレクチャーは難しいと思っています。他の人に正確な事を教えることはできないとおもっています。今まで間違って伝えている例もありましたので、何度かワークショップを受講して 講師から大丈夫だと言われてから 教えるのが良いと思います。 ワークショップ一回参加で 初級コース終了です 今後中級 上級 インストラクターコースを設定していきますので葛布について大いに学んで下さい。

どうぞワークショップで学んだあと たくさん葛布を織ってください。 技術伝承の系譜をはっきりさせるため、大井川葛布ワークショップで学んだ事だけは明記してください。その上で 自分なりの葛布作りを発展させてくださいね。日本中で葛布の作家がでてくるのが 私たちの願いです。

どうぞご夫婦でご参加下さい。 今までも何組かのご夫婦がワークショップに参加されていますよ。
また、ワークショップは参加しなくても大丈夫です。工房の周りは見所がいっぱい。結構旦那さんが釣りをしたり、観光したりして、お二人で来ているかたも 今まで何組かいました。 でも 懇親会、温泉は一緒にいきましょう!

実は大井川葛布工房 全国古代織産地連絡会の事務局があります。日本中の自然布、古代布の情報が集まっています。沖縄から北海道まで 植物の糸から作り上げる産地工房をご紹介できます。自然布を知りたければまず 大井川葛布のワークショップですね。

当工房は大学、研究機関とも共同研究の実績があります。今まで 大学の教授、研究者、学生の方も来ています。海外の研究者も来ています。葛布はとても興味深いとおもいます。レクチャーもかなり詳細で専門家でも満足いけると思います。そちらの研究と此方のレクチャーをすりあわせて新たな事が判ったりします。

参加された教授、研究者たちの研究施設のご紹介(学生は含まない)
多摩美術大学 昭和女子大 東京文化財研究所 京都大学 
京都造形大学、鹿児島大学 実践女子大 東北芸術工科大学 板野短期大学 国立民族学博物館 沖縄科学技術大学院大学 筑波大学

3年生の方は大丈夫です いままでたくさんの学生の方がいらっしゃって、卒業制作に葛布を使っています。
4年生の方は 葛布の収穫時期が限られていますので 前期参加が良いかと思います。
 過去、多摩美術大学、武蔵野美術大学、京都造形大学、東北芸術工科大学、静岡文化芸術大学、東北芸術工科大学などの方も卒業制作にこのワークショップに来られています。

こちらからは相部屋の斡旋を中止しています。今までの経験でやはり5日間他人と同部屋はつらいようです。
親しい友人となら ツインの部屋もたのしいでしょう。過去学生さんが3人で一部屋とって来たことがあります。

染織α 2000年7月号 大井川葛布の光沢とその魅力
大地の染織
民芸の教科書 染めと織り  などです。 
英語の文献もあります。
このウェッブページの中にも 葛布のこと満載ですので じっくりお読み下さい。

ここ3年ほどお子様連れの方が増えてきました。生後半年の赤ちゃんを連れたご夫婦や、就学前のお子さんを連れてきた方、小学生のお子さんも何人か来ています。小学生は受講料60% 就学前のお子さんは無料です。夏休みに自然にふれる体験と 植物から布ができる経験はとても素敵な思い出になることでしょう。 そうそう、葛刈り取りの体験にお母さんと来た小学生が、環境についての作文コンクールで葛布の事を書いて 見事入賞。ハワイに研修にいきましたよ。


お問い合せ

大井川葛布 村井まで
0547-45-4151  fax 0547-45-3200
〒428-0014
静岡県島田市金谷泉町5-1 
info@kuzufu.net


 ワークショップ目次