茶杯・蓋椀・聞杯・マグカップ

 しばらくぐい飲みとして使っていた器が実は中国茶の茶杯だったのに気づいた。かわいらしい茶杯でのむ中国茶の味はまた格別。それだけではない。蓋のついた大きめの茶碗は 急須の代わりにもなる。
香りを楽しむだけの 聞杯。 道具もいろいろあってたのしいのが中国茶だ。

茶杯

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清朝後期、今から120年ぐらい前の茶杯。景徳鎮製。手書きの染め付けである。はじめはぐい呑みかとおもってもっぱらお酒に使っていたのだが、後に茶杯だと気が付く。糸尻の茶色の物は中国国外へ持ち出し許可の印。寧波骨董店で購入

茶杯

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景徳鎮ホタルの磁器 どこにでもあるような柄のものであるが 茶盤や茶壷と合わせると なかなか様になりますね

蓋碗

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縁取りが金色の中国雰囲気の蓋碗。一人で飲む時に使用する。緑茶や茉莉茶にもっぱら使用。蓋を少しずらして茶葉が口に入らないようにお茶を飲む。

マグカップ

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黄色の色は昔は皇帝の色だったそうだ。
そこで早速捜して買ってみた。一人でお茶を愉しむには良い。もっぱら緑茶用。
蓋の安定が悪くしばし、落として割ってしまう。
現在は接着剤で直して使用中。

聞杯と茶杯

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聞杯とは青茶など、薫り高いお茶の匂いを嗅ぐ物。
 右の聞杯にまずお茶を入れる。そのお茶を左の茶杯に入れ、空になった聞杯から匂いを嗅ぐのである。
白の磁器はお茶の色を見るのに適している。が汚れも目立ちやすい。

磁器ホタルのマグカップ

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蓋が付いて、茶こしが付いている。一人で飲むときに使う。菊花茶などに使用。
ハーブティーにも良い。

磁器ホタルの茶杯

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大きめで日本の煎茶碗ぐらいある。中国茶よりはもっぱら日本茶用、もしくはプーアール茶に使用している。

茶杯

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中が白い釉薬の陶器茶杯。
水色がよく見える。たくさんお客さんが来たときに使用。青茶用。